旬の撮影地ガイド 09.5
月に一度の割合で、季節の撮影地ガイドを作品とともに紹介していくので、ぜひ参考にして欲しい。
さらに別の場所が知りたいときは、日本カメラ社の「斎藤友覧の撮影地ガイド」へどうぞ。

鳥海山北麓の滝 秋田県にかほ市・元滝

鳥海山麓・元滝

清涼の滝
杉林を進むにつれて優しい落水の音が聞こえ、階段を下りると目の前に湧水の流れる滝が現れた。幅20メートル位の小さな滝だが、苔むした岩を流れる落水は美しく幽玄な趣である。下流から広くフレーミングし、苔の岩やぶら下がるツタをを見せて原始の姿を描写。偏光フィルターで苔を鮮やかにし、スローシャッターで流れを美しく見せている。

撮影データ
ペンタックス645NⅡ・FA75mmF2.8L・Avモード(絞りF19選択)・フジクロームベルビア100・CPL/三脚使用・5月25日・10時頃

撮影場所 
にかほ市象潟町の国道7号線を鳥海ブルーライン方面に入り、栗山池の交差点をすぎたら元滝方面に右折、まもなく象潟病院方向に左折し、あとは元滝の標識にしたがって行く。象潟病院から約1.5キロ。
駐車場 あり
徒歩 約10分
施設 簡易トイレあり
地図はこちら

撮影地の様子
元滝・パノラマ

撮影地の紹介
秋田と山形の県境にある鳥海山は、秋田富士あるいは出羽富士と呼ばれるほど美しい姿をしている。山を囲むように多くの湿原や滝、ブナの原生林などがあり、四季を通じて被写体が豊富だ。
日本海からも近い元滝は、岩の間から湧きだす鳥海山の伏流水が苔むした岩盤を流れ、辺りはひんやりとした空気が漂う原始の趣を感じる。落水には簡単に近づけるため、いろいろなアングルから捉えることができる。湿度の高いときは霧も発生し、幽玄な雰囲気はまたとないシャッターチャンスだ。ちなみに元滝自体はほとんど流れが無く、また危険なため現在通行止めになっている。

メモ
初夏から夏にかけてのお勧めは、なんと言っても「岩ガキ」だ。鳥海山のミネラル豊富な伏流水が育む採れたてのカキは、「道の駅・ねむの丘」で食べることができる。注文すると氷水の中から取り出し、目の前で殻を開けくれるその豪快さがうれしい。

問い合わせ先
(社)にかほ市観光協会 TEL 0184-43-6608


お知らせ
5/28~31に鳥海山周辺バス撮影会を開催いたします。(風景写真出版主催)
東京出発の車中泊2泊3日とたっぷり設定しているので、きっとご満足いただけるでしょう。
元滝の他に訪ねる撮影場所は、湧水や奇形ブナが点在する林の中島台や鳥海高原、鳥海山の登山口に近いミズバショウの湿原やブナ原生林に囲まれた善神沼など・・・。状況に合わせてご案内いたします。

お問い合わせ 風景写真出版 TEL 03-3815-3605
2009/05/10(Sun) | 撮影地ガイド | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
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