冬の訪れ 4
こちらも裏磐梯の細野で撮影続行。
日差しはないが、雪の降り始めを狙った読みが当たったので満足だ。


名もない沼だが、まだ葦がよく茂っている。
これから雪が積もると、葦は倒れたり埋もれてしまうだろう。
2010観音沼・裏磐梯12
葦の微妙な色合いが雪景色に調和し、幽玄な世界をつくっている。
水面に木立の映り込みを活かして、隙のない画面に仕上げることがポイントだ。


この辺りは湿原になっていて、春は水芭蕉が群生する。
2010観音沼・裏磐梯13
木々の幹に吹き付けられた雪が、普段黒々とする林を爽やかな印象にしてくれた。
湿原に張る薄氷がポイントになって、この時季しか見ることのできない風景だ。
木立の重なりに注意しながら画面構成している。


キヤノンEOS-5DMarkⅡで撮影。

これで東京に戻ったが、その後悪天候になり、会津地方が豪雪に見舞われたニュースは記憶に新しいだろう。
この二日後、裏磐梯へ出かけた方から同じ場所で写した作品を見せてもらったが、すっかり雪原に変わっていた。


2011/01/28(Fri) | 撮影日記 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
冬の訪れ 3
翌朝は、桧原湖の細野に向かう。

ここには、夏になるとミソハギが咲いて湖を彩る。
2010観音沼・裏磐梯10
薄氷の張る桧原湖に、ミソハギがドライフラワーの状態になってまだ残っていた。
シャーベット状の湖面にできた氷模様を、バランス良く配置して冬の訪れを表現した。
早朝の撮影のためブルー味がかっているが、かえって寒い雰囲気が描けた。


2010観音沼・裏磐梯11
雑然とする景色だが、超広角レンズで見ると肉眼とはまるで違った風景が見えてくる。
手前の低木を取り込んで、桧原湖に向けて奥行きを出した。

キヤノンEOS-5DMarkⅡで撮影。

つづく。
2011/01/27(Thu) | 撮影日記 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
冬の訪れ 2
話が前後してしまったが、昨年末に写した裏磐梯をいくつかアップしよう。


裏磐梯の到着時は前日までの暖かさで雪や氷は溶けていたが、急に雪が降り出した途端、たちまち木々や葦に積もり始めた。
手近なところで小野川湖を望むお立ち台に向かう。
ここはは朝の定番場所だが、この時期はどう見えるだろうか。

2010観音沼・裏磐梯8
ときおり激しい雪が降るが、止んだ時を見計らって撮影。
積もり立ての雪が細い枝先までびっしりと付いて霧氷のように美しい。
夕方間近だったためブルー味がかって写り、雰囲気を醸し出してくれた。


ときおり激しく雪が降ってくる。
2010観音沼・裏磐梯4
遠景が霞むため、手前に樹形のハッキリした木を取り入れて画面にメリハリを付けている。
シャッタースピードを1/125秒で撮影。


キヤノンEOS-5DMarkⅡで撮影。

つづく。

2011/01/26(Wed) | 撮影日記 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
観音沼雪景色 前編
先日開催した、福島県只見町観光まちづくり協会主催「奥会津・只見 雪の撮影ツアー」で、下郷町の観音沼に立ち寄った。
ほんの二週間前に訪れたばかりだったが、沼は雪原化してすっかり様変わりしていた。


岸辺に立ち耳を澄ますと、葦を揺らす微かな風を感じる。
2011観音沼冬
岸辺の木立を活かし水面に倒映する葦までをフレーミングして、静かな冬の表情を描いた。


この辺りは、普段は湿原のため岸辺に近づくことができないが、雪が降ることで違ったポイントを見つけることができた。
2011観音沼冬2
雑然とした風景の中から木立と葦のある沼面に的を絞り、それぞれをバランス良く配置した。
雪景色の被写体では、少しでも白のディテールを残すために高輝度側階調優先をONにすると良いだろう。

キヤノンEOS-5DMarkⅡで撮影。

2011/01/21(Fri) | 撮影日記 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
只見雪景色 2
昼食は車中でお弁当を食べた後、ガイドのT氏が続いて案内してくれたポイントは、伊南川に注がれる黒谷川。
国道289号線の橋の上からの撮影だったが、ここは別に歩道があるから安心だ。
しかし駐車スペースが無いため、町の好意で近くのGSの端に停めさせてもらった。


雪の降り方が少なくなり、ときおり止んで薄日も射して雪原に影が伸びることもあった。
2011只見冬4
風景を広く捉えたいが、白い雪原が多いと画面に締まりが無くなるため、手前に木立を取り入れてメリハリを付けた。
ときおり影が伸びて、写真に動きが感じられた。


EOS-5DMarkⅡで撮影。

午後3時ごろまで只見町で撮影していたが、参加者も満足したようだった。
積雪の状況にもよるが、まだまだ撮影ポイントはたくさんあるとおっしゃっていたT氏。
次回の撮影会も期待できそうだ。
さまざまな季節を追って、これからも只見町の魅力を紹介できればと思う。


2011/01/18(Tue) | 撮影日記 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
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